オール電化と災害のリスク

コラム 】 2016年2月24日

東日本大震災の後、原発問題が起きて一気に「電気」に関心が集まりましたね。

使用量を減らす努力はもとより、蓄電池の技術向上、低電力製品の普及、
そして「オール電化」の良し悪しまで言われました。

電気01

「やはりガスが良い」「ガスと併用が良い」などなど。

 
さてそのオール電化災害時や火事へのリスクも含め
現在どのようなメリット・デメリットが言われているのか、改めて見てみましょう。

 
●メリット
1)光熱費を一元管理
 ガスと電気と2系統あるより、電力一本にすれば
 基本料金を1つに絞れるのと、節約した結果がわかりやすくなります。

2)深夜電力が割安
 電気を使用する時間帯が深夜の場合割引があります。
 給湯タンクを温めるのが深夜の場合かなり割安になるのと同時に、
 災害時に給湯タンクのお湯・水は大事なライフラインとなります。

3)震災時の復旧が早い
 必ずではありませんが、災害時ストップした電気・ガス・水道の
 主要ライフラインの中で復旧が一番早いのが電気のようです。

4)調理時の安全性
 ガスコンロに比べIHクッキングヒーターは火を使わないのと
 温度センサーや地震センサーによる安全装置付きのものも多く
 火災リスクは低くなります。

 また調理器具の掃除が楽なのも特徴です。

5)きれいな空気
 ガスは燃焼させ熱を出すしくみ上二酸化炭素などを室内に出してしまいますが
 電気はそれがありません。

 もちろんガス漏れというリスクもありません。

●デメリット
1)日中の電気代は高め
 各電力会社のプランにもよりますが、深夜と日中の料金バランスによっては
 日中に電気を使い過ぎると電気代が高額になることもあります。

2)調理器具の限定
 最近はIHで使用できる調理器具も幅広くなってきましたが、
 それでもまだIHクッキングヒーターでは使えない調理器具があります。

 またチャーハンなど鍋を振って作る調理にはガスコンロが有利です。

3)停電時の生活
 全てが電気で動く住宅ですので電力供給が止まった場合何もできなくなります。
 ガスを併用していると電気だけ止まった場合ならお湯や調理に困りません。

4)漏電リスク
 ガスがあるお宅よりオール電化住宅のほうが多くの電気機器があるので
 比例して漏電のリスクは高くなります。
 ※ただしこれはガスのリスクと相殺されるかと思われます

5)初期コスト
 新築住宅の場合最初からオール電化にする場合はそうでもありませんが、
 特に後からオール電化にする場合はその初期コスト負担が大きくなります。

 
以上、主に「ガス」vs「電気」という感じで見てみました。

生活スタイル住宅環境によるところもあるため
どちらが良いとは言い切れません。

さらに、これに「太陽光発電」まで含めて考えると余計複雑です。

 
とにかく考えるべきは、「料金」と「安全性」「対災害性」のバランス。

あまりそういう面を考えていなかったという方は、
ぜひ一度、毎月かかる光熱費を抑えつつ安全確保できるよう
まずは現在の状況を見直してみましょう。

・現在の電力会社の料金プランの見直し
・契約アンペア数の見直し
・照明器具のLED化
・電化製品を最新の低電力のものに買い替え
・ガス併用からオール電化に
etc…

これらは、コスト減と合わせて火災リスク減も併せて考えること!

電気02

費用感の目安としては、
初期コストはかかっても毎月のコスト減で10年ほどで回収できる程度でしたら
光熱インフラの見直しをしてみても良いかもしれません。
 
 

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