オンラインバンクに潜むリスクと対策

コラム 】 2016年3月17日

先日のバングラデシュ中央銀行ハッキングされ10億ドル強奪に成功したけど
送金先のタイプミスで9割は送金を失敗したというニュース。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160316-00010001-wired-int
(Yahoo!ニュース)

実に間抜けな犯人ではありますが、それでも大金が奪われかつ犯人もたぶん捕まえられないであろうとのことです。

netbank01

これはニュースになるほどの大金だったので大々的に報じられましたが
実は不正アクセスによるオンラインバンクなどの被害
年々増加していて珍しいことでは無くなってきているのです。

 
そこで今回は、ネットバンクの不正送金などの現状と対策をご紹介します。
防犯対策01

まず現状ですが、警察庁発表によりますと、

 期間  件数   被害額
平成27年 1,495件 約30億7300万円
平成26年 1,876件 約29億1000万円
平成25年 1,315件 約14億 600万円

平成24年までは200件以下だった被害件数が平成25年から急激に増えています。
これは、法人口座ネット開設が被害増加に関係しているようです。

しかも、日本での検出件数世界の8割程度を占めるということで、
日本が集中的に狙われている状況。

なお不正送金先口座中国人名義のものが約6割ということです。

 
このままでは危ない!ということで次の不正方法を理解しておきましょう。

1)フィッシング詐欺

 多くがこのフィッシング詐欺によるID/PWを盗まれるのが原因です。
 メールなどで送ってきた偽のログインページにアクセスし
 ID/PWを入力してしまうとアウトです。
 送り元のメールアドレスや、本文内にあるリンク先アドレスのうち、
 特にドメインをしっかり確認すること。

 (参考)フィッシング詐欺対策協議会 フィッシング対策の心得
  
2)不正送金のウィルス
 騙すという意味ではフィッシングと似ていますが、大きく違うのは
 ウィルスなのでパソコン自体にそれが仕込まれてしまい
 しっかりと不正送金をコントロールされてしまう点。
 メール経由や不正サイトへのアクセス経由で感染してしまいますので
 メールの怪しい添付ファイルは開かない、怪しいサイトアクセスしない、
 ウィルス対策ソフトを入れておく、などなど、自己防衛が大事です。
 一度感染してしまうと気づくのが困難ですので要注意。

 
以上、いかがでしょうか。

フィッシングにしろウィルスにしろ、共通する大事な点は不正な画面不正なURLに気づくこと。

カメラ被害02

パソコンインターネットに不慣れな方には敷居が高いかもしれませんが、
言い換えるなら、インターネット自体に不慣れで自信が無い!という方は
インターネットバンキング使わないこと!

それが当面の間違いない対策です。

「便利だから…」というだけで飛びつく気持ちもわかりますが、
だからこそターゲットになりやすいというのをよく認識しましょう。

ネットバンクなどを狙った犯罪集団に引っかかったらまずお金は返ってきません。
ご利用は慎重に!

 
警視庁サイバー犯罪対策課でも「ネットバンキングウイルス無力化作戦
という活動を始めています。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/haiteku/haiteku504.htm
ぜひご一読ください。

 

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